Woltのエンジニアリング
Woltを動かす技術を構築するのが私たちチーム。私たちがつくるアプリが、何百万人ものお客さま、何十万もの配達パートナー、何万ものショップやレストランをつないでいます。現在、25カ国、500以上の都市で事業を展開しており、急速に成長中です。
私たちは大規模なシステムを構築・運営し、お客さまにのことを考えた真心がこもった行動を心がけています。私たちの未来のビジョンは「数分以内に全都市に配達完了」ですが、まだまだ始まったばかりです。
Wolt のエンジニアリングの仕事
チームのエンジニアは、自分の作った製品に関しては、リリースからメンテナンスまでのライフサイクルをすべて自分で管理します。つまり、チームの全エンジニアがオーナーシップおよびアカウンタビリティを有する、つまり主体性を持ち業務を遂行し、責任を負うことを意味します。
実際に起きていることに直接影響する、リアルタイムで稼働するプラットフォームの運営は常時のモニタリングを必要とし、私たちの動きも賢く早いことが要求されます。私たちのチームでは1日に50～100回のデプロイを行っています。1回の変更が小さく、徐々に変わっていくといった開発をすることで、お客様にバリューをいち早く提供することができるのです。デプロイのタイミングは、常にエンジニアが自ら決めるので、社内の承認に追われることがありません。
私たちはさまざまなテクノロジーを業務に使用していますが、どのテクノロジーを使用するかの選択権また責任は各チームにあります。私たちは、スケーラブルかつ長く持続できるソリューションの構築を重視しています。
最もよく使うテクノロジーには次のようなものがあります：Python、Kotlin、Scala、React、Typescript、Swiftなど。そして Rust、Golang、Flutter、C++ もシステムに潜んでいます。
全システム運用にはAWSを、加えてKubernetesやさまざまなインフラ自動化ツールそしてデータベース（MongoやPostgresなど）を使用。データストリーミングには、Kafkaを利用しています。
私たちは好奇心を持ち続け、学びを共有します。お互いから学びを得て、共に仕事を進めるための私たちの取り組みをいくつかご紹介します。
Product Hour：隔週の金曜に開催される、情報共有のセッション。食事やドリンクを楽しみながら、さまざまなトピックについての各チームのプレゼンテーションを見ます。
Product Week：プロダクト開発チーム全体で集まり、楽しいセッションやワークショップ、チーム ビルディング セッションなど、部署を超えたコミュニケーションをはかるアクティビティ満載の週があります。
Wolt Hackathons：部署に関係なく構成されたクロスファンクショナルなグループで力を合わせて、画期的なものを創り出す体験をします。
Competence leads：大規模なテクノロジーの管理にはコンピテンス リーダーが配置されます。もっとも適切な仕事の進め方を成文化し、業務の指導やレビューを行うほか、Wolt内のテック・コミュニティの構築を担います。
Tech talks:技術的な知識や情報、学びや課題解決のためのヒントを共有すべく、社内外のチームでTech talksを開催しています。
私たちは個人の成長を大切にしています。いま学びがある、進歩している、興味がある分野で成長している、と実感してほしいと考えています。Woltで働くすべての人のためにも、各自それぞれが興味あるものを追求する自由があることが大切だと私たちは考えます。
そのため、定期的なチームリーダーとの1対1の面談を行ったり、自分の慣れた分野の外に出てみる、という取り組みも行っています。可能な時には、他のチームのプロジェクトに参加してみることは推奨されていますし、多くのエンジニアがWolt在籍中にチームを異動してもいます。
私たちはオープンなコミュニティであり、疑問や意見を歓迎します。共有し、議論し、学び、成長していきましょう。
私たちの仕事
お客様を喜ばせます。
Wolt のアプリがこの業界で最高の評価を受けていること（App Store で4.8、Google Play では2023年3月現在、世界平均4.6）は光栄であり、誇りに思っています。
私たちは巨大なシステムを構築しています。
Kafkaを通じ、1秒間に数百のバックエンドサービスを実行し、5万以上のメッセージを処理しています。
私たちは卓越したものをつくりあげています。
私たちは、クリーンで効率的なコードの大規模な構築を行っています。2021年には、コードベースに28,026,035件の追加と、-20,415,144件の削除が行われました。
お客さまの問題解決に対応したグループの組成
親和性が高くパフォーマンスが良い、意義ある顧客体験をお客さまに提供。
Woltの中核となる技術的なバックボーンを構築・維持し、安定性の高いシステム運用を確保。
業界で最も効率的なロジスティクスのプラットフォームを構築し、配達パートナーに最高の雇用体験を提供。
入金・出金ともにマネーフローに関するソリューションを構築。
加盟店にとってWoltが日常生活に欠かせない存在となるよう、便利で効率的、信頼性が高く楽しく使えるツールや自動化システムを構築。
Woltを新規の顧客グループ、新規の使用ケースを獲得、事業拡大を目指します。企業環境においても、コンシューマーグレードの顧客体験をもたらすサービスを提供。
Woltでサポート対応を行うヒーローたちのため、最上級のツールを構築。
Wolt Marketを世界中で運用するために必要な製品基盤を構築。
チームからの声
エンジニアとして成功するためには、いつも2つの要素が必要でした：細部に注意を払うことと、オタクであることです。平凡なことを言っているわけではありませんが、自分のやっていることを愛する必要があります。
- Ada, Soft Engineer
私たちのチームは4つの国の5つの異なる都市に分散していますが、私はまるで同じオフィスにいるかのようにチームと交流できていると感じています。
-Mila, Backend engineer
Woltでは、私たちのサービスは耐障害性があり、障害に強いです。それは、一から構築する際に多くの注意が払われているからです。
— Rashmi, Software Engineer
Woltは、ミスをすること、それからそこから学び、成長し、より良いことをするために進んでいくのに最適な環境です。私たちは決して誰かをミスのせいにしません。ただ、私たちがそれらから学べるようにするだけです。
— Kimbo, Android Developer and Android Competence Lead
インターン生として、どのような形であれ 'ただのインターン生' になると感じたことはありませんでした。最初から私はチームのプロジェクトに関与し、チームと密に働いていました。
— HyeSoo, Front-end Developer
個々に興味深い話題が常に出てくるものの、私にとって最も興味深い仕事は、長期的な保守性を意識したコードの記述という終わりのないプロセスです。
— Kristian, Competence Lead
私はTypeScriptとReactを得意とする人間であり、Woltで働いている人に魅了されてWoltに参加しました。今では私はエンジニアリングチーム全体のスケーリングを担当しています。
— Niilo, VP of Engineering
Haskellは世界で唯一美しいものです。
— Tatiana, DevOps engineer
人間関係はコーディングスキルと同じくらい重要です。
— Petru, Team Lead
私は、業界やWoltで使用されている技術にほとんど経験がないまま入社したため、常に興味深いチャレンジに直面しています。それは素晴らしいことであり、自分自身に挑戦し、新しいことを学ぶ方法が尽きることがないと感じています。
— Puro, Software Engineer
最も困難な状況では、私はシャーロック・ホームズになる必要があります。ルーティングが突然うまくいかなくなった時です。
— Johann, Logistics Engineer
